DDRのボス曲の歴史 Supernova~nova2


 DDR Super NOVAはEXTREMEから3年半ぶりにアーケードで復活したDDRの作品です。DDR EXTREME は最終作という位置づけで製作されたバージョンであり、復活は絶望的と言われていましたが国内のファンの熱望と海外での流行、さらにはDDRのプレイスタイル特有のダイエット効果により奇跡のアーケード版復活を遂げた作品です。

 しかし問題点も同時に浮き彫りになった作品でもあり、収録楽曲もEXTREMEでふんだんに収録されていたダンスマニアの豪華な版権曲が削除されて、コナミオリジナル楽曲が中心となり、譜面の難易度自身もEXTREME以前とは比べ物にならない難易度へと進化したものでした。

 ここからのDDRはこれまでのダンスシミュレーションゲームから本格的に足を使った音楽ゲームという路線変更を行うこととなります。

 ※ここでは特に断りがない場合難易度は20段階の物を採用しています


DDR SuperNOVA

Healing-D-Vision

 5nd mixに登場した楽曲Healing Visonにインスパイヤされて作られた曲です。ですが原曲の面影はほとんどなく、別曲と言っても差し支えはないでしょう。現在ではSPの鬼譜面は足18クリア難易度が逆詐称、弱いと言われることが多いですが当時は今よりもゲージの仕様がかなり厳しかったらしく、当時は今よりもかなり強かった位置づけの譜面です。

 最大の特徴は終盤にある加速してからの遠心分離機と呼ばれる地帯で、BPM360の捻り配置が断続的に続く配置です。現在では前半でフルゲージまで持って行っていけば、ここを誤魔化してクリアすること自体はさほど難しいことではありませんが、当時はここをしっかりとらないとクリアもままならない状態でありいかに恐ろしい譜面だったかが分かります。もちろん現代でも、遠心分離機地帯をしっかりとってフルコンボを目指そうとなると足18逆詐称という言葉はとてもこの譜面には似つかわないです。

Fascination MAXX

  通称はFAXXとも呼ばれておりIIDXにも移植されている第五(AC版では第四)のMAXシリーズです。MAXシリーズの素直な発狂譜面という路線からは打って変わり、ソフランやリズム難など全体的に総合難の譜面へと進化しました。復活版アーケードシリーズのDDRの文字通りボス曲として君臨した曲で、前作のラスボスであるPARANOIA Survivor MAX鬼譜面と比較しても圧倒的な難易度を誇った譜面です。

 アーティスト名の100-200-400から理解できるように最高BPMが400とこれまでの譜面とは次元が違う譜面となっており、それに加えごまかしがきかない総合譜面であるため現在でもSP激譜面は超上級者への登竜門としての役割を持つ譜面となっております。

 この曲は新生DDRを象徴するで曲であり、この曲はDDRのボス曲が高BPMであると常識を常識たらしめたいわばマイルストーンとも言えます。

Fascination~eternal love mix~

  Fascination MAXXの2MBリミックスです。この楽曲からCS(家庭版)が初出だった2MBリミックスの原則が崩れ、また2MB名義のコンポーザーである浅見祐一氏もアーケード版DDRへと本格参戦を果たすこととなります。

 原曲からして難しい楽曲ですが、2MBアレンジということで原曲にはない連続停止ギミックなども搭載されており、特に鬼譜面は怒涛ともいえる同時押し地帯がかなりの難易度となっております。習譜面は現在の最高難易度である足9を冠しておりDDRのインフレを象徴とさせます。


DDR Super NOVA2

DEAD END”GROOVE RADAR” Special

 Super NOVA2の隠し譜面として登場した譜面です。曲自身は3rdmixで登場したDEAD ENDと同じ音源となっております。

 最大の特徴は当時はきれいな正五角形の形をしたグルーヴレーダです。初登場時はグルーヴレーダーの値が全て100であり、きれいな正五角形型をしていました。

 3rdmixで登場したDEAD ENDのその他譜面とは違い、ソフランギミックも搭載しており、グルーヴレーターの値が全て100ということもあり16分縦連同時などの他では見ないような極めて難解な譜面構成となっております。

 当時はゲージの厳しさにより、ほとんどクリア者がいないような譜面でしたが、現在ではゲージがやさしくなったこともありクリアだけならば足18の中でもマシという評価です。ですが、スコア狙いになるとノーツ数が少ないこともあり、現在でも足19ともタメを張れるレベルで難易度が高くSP鬼譜面でPFCを取っているランカーはほんの一握りとなっております。

 一方DPは理不尽な配置に加えてさらに、振り回し配置も追加されているためSP以上に理不尽な譜面ですが、この譜面さえもフルコンボは出ているというので驚きです。

PARANOiA ~HADES~

 DDR復活祭の時のPARANOiAシリーズの新作を作るという公約から実現した楽曲です。jun編曲なのですがhadesという名前から連想できるようにダークな曲調の楽曲です。こちらの楽曲はIIDXにも移植されているのでDDRプレイヤー以外の方も知っている人は多いのではないでしょうか?

 肝心の譜面内容ですが、どの難易度でも水準以上の難易度があり特にSP踊譜面とSPDP鬼譜面に関してはかなりの難易度を誇っている譜面です。

 SPの踊譜面はBPM300の4分滝の同時押し配置が断続的に続くという体力譜面となっており現在の足15でも詐称か最強扱い、旧難易度では足8と現在の足12、足13相当とかなりの詐称であったこともありいっそうと譜面の難しさを強調しています。

 SP鬼譜面は現在でも一線級の難易度であり足18に恥じない難易度となっております。BPMは現在ではボス曲では遅いとされる300ですが、その分配置が難解なものが多く、踊譜面の同時押しラッシュに加えて捻り配置や縦連も追加されておりとどめには低速地帯にはBPM75の32分の配置が存在し矢印が詰まっており、視認性が極めて悪いです。そのため、クリアをギリギリで狙っている人は低速部分は捨ててその分を他のところでゲージを稼ぐという作戦が一般的です。

 DPの鬼譜面に関してはSPよりもさらにひどいものとなっており、先ほどのSPの要素は縦連などは若干抑えられているもののDP高難度特有の激しい振り回しが加わったことによりSP以上に手を付けられない譜面となっております。

 余談ですが、この譜面のDPの鬼譜面に関しては三年半後にTAKASKE氏によってフルコンボしたことがネットニュースに取り上げらており、2019年にはFEFEMZ氏によってPFCされたというプレイヤーの進化も物語っている譜面となっております。

Pulto Relinqish

 原曲Pultoの2MBリミックスで、原曲に比べるとソフランや停止ギミックは抑えられているもののBPM400という超高速スクロールに加えてどの譜面も最後の発狂部分が厳しいものとなっており譜面全体としては原曲よりもかなり厳しいものとなっております。

  鬼譜面は鬼譜面のイメージカラーが紫であることと、プルートリリンキッシュという読み方をする楽曲であるため紫芋プリンという愛称がついております。

 なおその他の愛称

 習譜面 ペパーミントプリン

 楽譜面 カスタードプリン

 踊譜面 イチゴプリン

 激譜面 抹茶プリン

 当時はこの曲のSP鬼譜面が前述のPARANOiA~HADES~と共に2トップでSPボス譜面を担当していました。現在ではゲージがやさしくなったことで、前半は比較的優しいが終盤に発狂がある当曲に比べると全体的に難しいハデスの方がクリア難易度が高いという意見が多いと思います。

 一方習譜面は、この手のボス曲の割には足5(ハデスは足7)と比較的優しめではありますが、ノーツ数が47と極端に少なく、一歩ミスをするとスコアが大幅に削られるという厄介なトラップがあります。

 DPの鬼譜面は登場以来10年以上の間フルコンボされたことが無く、PARANOiA ~HADES~ DP鬼譜面と比べても最後の滝の難易度からこちらの方が格上とされており、当時のクリア人数は1桁から2桁と極めて高難度の譜面であることが分かります。ゲージが緩くなりクリアしやすくなった、現在でも足19の譜面にも引けを取らない難易度として最上位譜面として君臨し続けています。

EGOISM440CDPとかENDYMIONCDPは論外….


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