DDRはノーマルプレイだとゲージが融けた瞬間にゲームオーバーになりますし、プレミアムプレイの場合でもゲージが融けた場合は、1曲目以降は楽曲の途中で強制終了してしまいます。そのため、DDRはほかのAC音楽ゲームと比べても地雷譜面の殺傷力が高いと言えます。ここでは初心者の人が選ぶとまずそうな地雷及び個人差が大きい譜面を紹介します。
Valkyrie Dimension 習
数多くのビギナー難民を生み出した有名な譜面ですね。
この譜面の、詐称である由縁は習譜面であるのにも関わらず、八分踏みの存在や執拗な捻り配置、フリーズアロー(長押し)を踏みながらの軸足での捌き、さらにはソフラン同時と習譜面の原則をことごとく打ち砕いた譜面です。また普通の足9にしてもDDR経験者から見たら足9なだけで、初心者目線から見るとどう考えても足10以上はある譜面です。
確かに良譜面ではあるのですが、初心者が挑むときは閉店する可能性があるので十分に気を付けて選曲しましょう。個人的にはある程度版権曲の足11位を選曲できるようになってから選曲すると閉店するリスクが減るかなぁと思います。
ACROSS WORLD 鬼
個人的にはDDR最大の詐称譜面だと思います
ぶっちゃけこの記事を書こうとしたきっかけです。全体的にみると足14なのですが発狂と休憩の部分の差が激しく、発狂部分は足15どころか足16の難所レベルです。版権曲でBEMANI SOUND TEAMの楽曲でもないので、そのこともあり油断をすることによって知らない人がプレイすると度肝を抜きます。
接続何度も足14最難関クラスであり、部分発狂が苦手な方は足15がある程度埋まっていても閉店する可能性があるので気を付けましょう。足14適性の方は前半の同時ラッシュを頑張って耐えて、発狂部分ではごまかししそれ以外の場所でゲージを伸ばしておくという戦法が基本になってくると思います。
JOKER 鬼
またRoyzです。基本的にRoyzの曲には詐称しかないと思っておくと安心できます。
この譜面もまさにjokerともいえる詐称譜面です。こちらもACROSS WORLDと同じく発狂部分とそれ以外の差が激しい譜面なのですが、流石にあそこまでぶっ飛んだ発狂はないので幾分かこちらの方がやさしいと思います。
この曲は序盤の配置が嫌らしく同時ラッシュがあります。また捻りに16分の配置となかなか踏みにくい配置です。さびは基本的には休憩ですがなぜか8分の裏箔なのでリズム難です。そのため、クリア難度もそうですがスコア難度は14でも最上位クラスにはなるでしょう。
PARANOiA~HADES~踊
※ 写真がなかったので鬼譜面です…
こちらはIIDXなどでも猛威を振るっているので、もしかしたらDDRの経験が少ない人でも何かしらの警戒感を感じる人もいるかもしれません。
この曲は足15の中でも最上位で、同曲の足16の激譜面ともクリア難度は同じと言われている譜面です。
序盤のBPM300の同時押し4分の縦連が見かけ以上に速く、足15適性の人だと踏み遅れる可能性が高いです。また同時押しの途中にある八分のリズムも取りずらい位置にあり足15適性の人がこの矢印をしっかりとるのは厳しいでしょう。
低速に入った後はかなり優しくなりますが12分のスキップ配置があり、苦手な人はゲージが削れやすいので注意をしましょう。低速を抜ければ前半とは違い比較的おとなしい譜面ですのでウィニングランと言っていいでしょう。ただし、前半で体力を削られているため体力が残ってないと途中で足が動かなくなるので、そこだけは注意が必要です。
Over The “Period” 踊
足15最上位の候補の一角です。ソフランが極めて多く、低速地帯にも矢印が詰まっているのでかなり見切りにくいです。それにも関わらずBPM210の16分のステップなど足15の譜面ではかなりの速さの足さばきが要求されるので、ただ単に矢印の詰まった見掛け倒しではない技術が要求される譜面です。さらに同時押し配置ととそれなりの物量もあるので体力を要求する譜面という側面もあります。
クリア難易度も足15の中では相当なものですが、低速と高速パートの速度の差が激しく精度が安定しないのでスコア難度は足15の範疇ではなく、この譜面でスコアを狙うのは極めて難しいと言えるでしょう。
MAX360 踊
MAX300が足15の代表枠として言われているのにBPMが+20%なら…
と予測できる方もいるとは思いますがかなり難しいです。
MAX360はMAX300の捻りがない、交互で踏めるという素直な体力譜面を継承した譜面が多く、譜面の傾向としてはテクニカル要素が薄い譜面ですが踊譜面だけはなぜか、交互に踏みにくい配置が多く技術が要求される譜面となっております。
基本はBPM360の八分のステップですが、中盤にはBPM360の4分の同時押しの滝がありこれにより、ただでさえもノーツが680と足15では規格外の物量なのにも関わらず、ゴリゴリと体力を削っていきます。
また、最後の滝は一瞬ですがどう考えても足15にしてはあり得ない速さなのでクリアを目指す段階では基本的に誤魔化すしか手段はないと思います。
苦手な人にとっては同曲激譜面よりも苦手な譜面です。クリア難度自身は足15最強枠ですが、幸いスコア難度自身はオバピリ踊と比べると低いのが救いです。
roppongi EVOLVED ver.D 激
公式曰く
むずかしさや条件的には同じなので、どの種類になるかによって、不公平になることはありません。
とのことですが、どう考えてもverDが突出して難しいです。その理由としてはほかのverに比べてソフランが極めて多く、配置もあまりにも難しいため足15でも最上位、足16中盤の難易度があります。
有効譜面のBPMが85~340と幅広くどのハイスピを使うか悩ましいです。また、途中停止もするので予習なしでの突破はかなりの実力がないと厳しいと思います。
配置に関しても捻りだけでなく、同時や縦連などあらゆる要素がぶち込まれており、終盤には矢印が詰まった八の字配置など足15では見かけないような苛烈な配置も存在するのでどう考えても詐称譜面と言えるでしょう。
Pluto The First 全譜面
知っている人はこの曲の性質を知っていると思いますが、この曲はBPMがものすごく変わるので慣れてないとスコアもクリアも厳しいと思います。低速と高速の差が激しく、特に高速はDDRでも最速のBPMが440族であるためハイスピードの調節が悩ましい曲でもあります。
特に鬼譜面ではショックアローが登場し、ただでさえもきついソフランにさらなる殺傷力を加えているため苦手な人にはとことん刺さる譜面となっております。鬼譜面は神クソ譜面も呼ばれていたりしています。
とにかくこの曲を乗り切りるのには、譜面を見切る能力も当然必要になりますが最終的には暗譜をするしか方法がないと思います。
ACE FOR ACES 全譜面
こちらの譜面もPulto The Firstのようにソフランが多い曲ではありますが、この曲にはさらにDDRでもACE for ACESだけが持つある特徴があります。
難易度別ソフラン
なんとこの曲はDDRで唯一難易度別にソフランが用意されているというとんでもない性質を持ち合わせています。そのため、初心者だけでなく上級者でさえもハイスピードの選択を間違う可能性があり、その結果即座に閉店してしまうという事故を誘発することがしばしばあります。
具体的に言いますと、BASIC以下はソフランがありませんがDIFICULT以上にはソフランがあり、さらにEXPART、CHALLENGEにもその譜面専用のソフランのギミックが搭載されています。ですがBPMが確実に変化するのにも関わらず、曲のジャケットにはどの難易度の譜面を選んでも共通してBPM200としか表記していないので、ジャケットの表示があてにならない…
ハイスピはDIFICULTまでならBPM200、EXPART以上ならBPM400に合わせましょう。