グラフィックボードの選び方 製造会社の偏見レビューとブランド紹介


 今回はグラフィックボードの製造会社の偏見レビューとその製造会社が販売しているブランド名の紹介をする記事を書きたいと思います。あくまでも偏見レビューですのでこれが正しい情報であるという保証はできないのと、この記事を参考にして不利益を被っても当方は責任を負いかねますことをあらかじめご了承ください。

 なおGPUの選び方やグラフィックボードそのものの説明は上記記事を参考にしてください。

ASUS

 マザーボード最大手メーカーであり、グラフィックボードの生産でも大手のメーカーです。全般的な特徴としてASUSのグラフィックボードは廉価帯のものでも高品質、高価格なものが多く高級品という扱いです。

ROG

 ROGシリーズはASUSのグラフィックボードの中でもフラッグシップモデルであり、高価なASUSのグラフィックボードの中でも最高峰の冷却力と最高級の値段付けがされています。ROGシリーズはマザーボードやグラフィックボードで培ったASUSの技術をふんだんに使い、GPUを冷却するためのヒートシンクも巨大であるため、冷却力が抜群となっております。どの世代でも概ね日本で買えるグラフィックボードの中では最も高級なブランドの一つなので、予算が潤沢で一番いい装備が欲しい方にはお勧めとなっております。

 なおROGと下記のTUFに関しては廉価グレードのGPU(50シリーズ等)では設定がない場合があります。

TUF

 ASUSでは中級モデル扱いですが、ぶっちゃけ他社のフラッグシップと同等の値段と同等以上の冷却力があるので実質フラッグシップ扱いされているグレードです。というよりもROGは高すぎるのでASUSのグラフィックボードを一般人が買おうとした場合、このグレードくらいが適正範囲内だと思います。

 RTX30シリーズ以降マザーボード含めTUFブランド全体でデザインが地味になったので、シンプル系の自作PCを組みたい方にもおすすめのブランドです。

DUAL

 ASUSの廉価帯です。2つファンですが冷却力はヒートシンクのデカさでカバーしています。大きさがコンパクトでも性能を確保したい方に人気があるようです。ただし、ASUSのグラフィックボード自体もともと高級品ブランドとして定着しているので、日本ではDUALシリーズの影は薄いです。

 そして80シリーズのようなハイエンドGPU向けにはこのブランドは存在しないので注意が必要です。

TURBO

 こちらはグレードというより、外排気グラボの総称を指しているブランドです。外排気なのでよほどのことがない限り買う人は少ないでしょうが、外排気グラボが欲しい方はこのブランドのものを買うとよいです。

msi

 msiの本名はマイクロスターインターナショナルです。msiのグラフィックボードは性能の高さから長い間高い人気を誇っていましたが、RTX30シリーズでは冷却力がこれまでに比べると下がり、ある程度不評が出たようです。

 しかし、RTX30シリーズで新ブランドを立ち上げるなど悪評を払しょくする動きは出ており、今後が注目されるブランドです。日本では玄人志向ブランドで販売しているCFD販売に次いでシェアが多いブランドです。

SUPRIM

 RTX30シリーズになって登場した超ハイエンドブランドです。ROGとも張り合うデカさのヒートシンクとmsiが培ったファンの技術で、最高性能を狙うグラフィックボードブランドの一角として君臨しています。

 デザインもこれまでのmsi特有のゴテゴテしたデザイン、そしてドラゴンから脱却したことでスタイリッシュなものへと変化し、これまでmsiのグラフィックボードの性能は認めるがドラゴンがダサいので敬遠していた客層を取り込めるように進化しました。

GAMING X

 SUPRIM以前のハイエンドブランドです。SUPRIMが登場したことで中級ブランドになってしまいました。RTX30シリーズではこのグレードで以前よりも部品をケチっているということで炎上しましたが、SUPRIMが登場したことであくまでも中級ブランドとして考えるならば妥当かなとは思います。ですが、中級ブランドだとASUSほどではないですが、まあまあ値段は高い方です。

 性能が低くなったとは言われていますが、それでも以前は覇権レベルだったのがコスパが低下したというだけで現在でも性能が極端に低くなったというわけではなく値段程度には冷却力は高いと思います。廉価グレードと比べるとヒートシンクの密度も高いため、廉価グレードとGAMING Xではやはり差はあります。そしてSUPRIMとは違いこっちはゴテゴテデザイン+ドラゴンです。

 余談ですが、GAMING X trioと名がついているものは3連ファン、Xで止まっているものは2連ファンとなっております。

VENTUS

 msiの廉価グレードです。割と安価に買える場合があるので、コスパ狙いの方もおすすめです。SUPRIMやGAMING Xに比べると明らかにヒートシンクは薄くなっています。ファクトリーOCも上位モデルに比べると低いですが、コスパは良好です。

 また、こちらもドラゴンがないのですっきりしたデザインとなっております。

GIGABYTE

 マザーボード四大ブランドの一角です。マザーボードでもそうですがリビジョンごとによってだいぶ仕様を変えてくる(たいていは性能が下がる)場合が多いので、初期の製品と後期の製品では性能が割と違う場合があり、安易な比較は注意が必要です。

 その代わり初期の製品は、OC度合いから考えるとかなりコスパがいいこともありねらい目のブランドといえるかもしれません。特に上位モデルでは日本のグラフィックボードでは長い4年保証という強みもあるので、保証重視の方はGIGABYTEのハイエンドモデルを買うというのもよい選択かもしれません。

AORUS

 発音はオーラスですが、麻雀のオーラスとは関係がないらしいです。GIGABYTEのフラッグシップモデルでヒートシンクがめちゃくちゃ厚いです。あまりにも厚いのでスロットの干渉に注意が必要なほどです。OC度合いも比較的高いモデルです。上位のGPUでは空冷タイプのほかに簡易水冷と本格水冷タイプもAORUSブランドで発売がされています。この商品は4年保証対象です。

VISION

 クリエイター向けのグラフィックボードで白を基調としたデザインで、大変スタイリッシュなものとなっております。ですが、じつは後述するGAMINGシリーズとヒートシンクの大きさもほとんど変わらず、側だけが少し違うというただのデザインの違いだけだったりします。ですがこちらの方が白いのでたいてい値段は高くなっております。こちらの商品には4年保証はありません。

GAMING

 VISIONとほぼ同じ構成ですが、こちらはゲーミングデザインとなっております。正直VISONのほうがあきらかにデザインが良いですが、こちらの方が安いことが多くしかもこっちには4年保証がついているので普通の人やこっちを買える場合はこちらの方がお買い得です。

EAGLE

 最廉価モデルです。ファクトリーOCが行われていません。コスパを求める方にはお勧めですが、平均的には別ブランドのほうが最低価格なのであまりこの商品を選んでいる方は見たことがないです。GIGABYTEはAOURSとVISIONの人気が圧倒的という印象です。こちらには4年保証はついておりませんので気を付けてください。

Palit

 個人的な印象としては低価格帯のモデルはシンプルでなかなか良いデザインだけど、ハイエンドになるとめちゃくちゃダサいメーカそれがPalitです。冗談はともかく、このメーカー最大の特徴はドスパラが代理店をやっているので余計な手数料がかからず、日本で比較的安価に買えるグラフィックボードであるという点です。

 性能に関しては、安いが決して粗悪ではない優秀なグラフィックボードであるという点が評価されています。もちろんROGやSUPRIMのようなウルトラハイエンド級とは張り合うのは難しいですが、下位グレードでも優秀な冷却能力です。

 また、GAINWARDはPalitの傘下です。

Game Rock

 palit自慢のフラッグシップモデルです。正直死ぬほどダサいです。ですが、性能は一流ですし、ヒートシンクも密度が高く中級グレードでは比較的安価な価格帯であるのにも関わらず中級グレードではかなり冷却力が高いのでグラフィックボードのデザインにこだわりがない方は最適解に近い商品かもしれません。

Gaming Pro

 palitの中級モデルもしくは廉価グレードです。こちらは比較的シンプルなデザインも多いです。側がプラスチックなので安っぽいですが、側は冷却にはあまり関係ないですし、そもそも昨今のグラフィックボードは重すぎてマザーボードスロットへの影響も極めて大きいため軽量化とコスパを考えるとこの判断は非常に正しいと思います。OCに関しては控えめですが、コストパフォーマンスに関してはGame Rock以上であり、同じGPUを搭載したグラフィックボードの中では最廉価になる場合があるのにもかかわらず性能は良好です。

zotac

 以前は安かろう悪かろうのメーカーですが、最近では品質が向上し悪かろうからは脱却したメーカーです。しかし、安さは変わらずpalitと常に最廉価帯で戦ってるコスパが良好の会社です。

 その他の特徴としては、安価な分サイズ小さなグラフィックボードが多いですがそのおかげで、最近の大きくなりがちのグラフィックボードでは比較的小さい大きさなので昔のケースでも使用することができるという他社にはないメリットも存在します。

 さらにzotacの特徴としては、水冷化の際の分解はzotac以外では保証が切れてしまう行為なのですがzotacでは日本で売られているグラフィックボードでは唯一封印シールがないため水冷化のために分解ができるという唯一無二の特徴が存在します。

AMP

 zotacのフラッグシップモデルです。フラッグシップモデルですが、他社とはちがい、ここでもzotacはコンパクトなグラフィックボードで勝負をしています。RTX30シリーズではステーがグラフィックボードに搭載されるようになり、より堅牢になりました。

玄人志向+GALAXY

 玄人志向は一見すると謎のメーカーですが、正体はCFD販売でありバッファローと同じ企業です。そしてOEM先はGALAXYなので、実質GALEXYの廉価モデルを玄人志向という名前で販売しているのが実態です。玄人志向ブランド自体にはハイエンドモデルは存在しませんが、GALAXY(ブランド名GALAX)にはHOF(Hall of Fame)という超ハイエンドモデルが存在します。

HOF(HaLL of Fame)

 GALAXの最高級モデルというよりも、限定モデルなので価格も消費電力もぶっ飛んでいます。正直これはスペック重視というよりもファングッズというほうが正しい商品なので一般人が購入することはないと思います。

GALAKURO gaming

 旧玄人志向ブランドで売られていたものです。価格は最廉価帯ですが、三年保証とGIGABYTEの四年保証に次いで長い保証期間となっております。ファクトリーOCは行っていない場合が多く、ヒートシンクも割と貧弱っぽいので価格相応です。ですが水冷化やコスパ良くグラフィックボードを手に入れたい方には最廉価帯のグラフィックボードなので選択肢として挙がってくると思います。

グラフィックボードの比較にお勧めのサイト

https://bit.ly/3Dm47xA

VIDEO CARDZ.net

 このサイトではクロック数の比較や端子の数などの詳細情報を比較して確認できるため、グラフィックボードのモデルについて悩んでいる方はおすすめです。


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