switch後継機のスペックとリリース時期について考える


 今回の記事はswitch後継機がいつ頃出るのか、またそれが出た場合どのような機種になるのかということについて予想をする記事です。リーク情報やまた任天堂公式の情報ではないので、この情報をソースとして使用しないでください。

任天堂switchの概要

 任天堂switchは2017年3月に日本、アメリカ、EU、オーストラリア、香港で2019年に中華人民共和国で販売された据え置き型(実質的な携帯機)であり、いわゆる第九世代ゲーム機にカテゴライズされているゲーム機です。

 内部のマイナーチェンジは行い続けているものの、2021年の10月18日には大きなマイナーチェンジ版である有機ELモデルを販売しました。

 switch通常版と有機EL版の違いは上記の表におおよそまとめています。大きな点としては、別売のLAN端子がドッキングし、ストレージ容量が倍増したという点が大きいです。

 なおディスプレイに関しては有機ELになったとはいっても、画面のサイズは1280×720サイズから変化がなくまたリフレッシュレートに関しても60hzから変化がありません。

いつ頃後継機の公式発表がでるか

 おそらく2022年中には公式発表が出ないと思います。早くて2023年の3月、遅くても2024年の3月には何かしらの情報が公開されると思います。switchは2015年に発表、2017年に発売されたゲームなので意外に歴史があります。

 ゲームキューブ以降のこれまでの傾向から任天堂のゲームはおおよそ長くても8年交代でその役目を終えてきたため、2017年に販売されたswitchは2025年までが期限のゲームと言えます。もっともswitchに関しては過去最高の売り上げであり、競合となるPS5が日本では盛大に失敗した影響でもう少し寿命は長くなる気がしますがそうはいっても、海外需要を考えると任天堂はこの8年に向けて何かしら対策を進める必要があります。

 そうなると2023年には何かしら情報が欲しいところです。一方で、2022年にはおそらく後継機の情報は流れにくいと思います。その理由としては、switch有機ELモデルが2021年の10月に販売されたので、まだ一年もたたないうちに後継機の情報を出すことになってしまうからです。任天堂は3DSの大幅値引のときもそうですが、ファンに対しては不公平感をもたらすことに対してできる限り避ける企業ですので、1年未満で新機種の発表をする意というファンを馬鹿にするような対応はおそらく取らない、取れないでしょう。

switchのスペックに関して

 第九世代ゲーム機で比べるとPlay station5やXbox series Xといったハイエンドゲーム機はもちろん、スペックを落としたXbox series Sや前世代のPS4、Xbox Oneと比較してもswtichの性能はかなり低いです。一説によると、ドックにドッキングした状態でようやくPS3並みの性能ともいわれています。

 もっともswtichは一応据え置き機とカテゴライズされているゲーム機ではありますが、その実情は携帯機を据え置き機としても使えるようにしたというのが正しく、PCのような大胆な熱設計ができる据え置き機と比べるとかなりの制限がかかります。この点に関しては、比較対象としては適切ではないといえます。

 とはいっても、現状switch以外の第九世代ゲーム機はTSMCの7nmプロセスを採用したAMDのzen2プロセッサーを使っているのに対して、switchではnvidia製armプロセッサーでTSMCの20nm(のちに16nmに改良)したものであり、プロセッサーの時代遅れ感は否めません。あたらしい時代のプロセスを採用すれば、回路の密度を高めることができ、性能の向上と熱を抑えることができるので結果的には性能が良くなります。しかし、switchがリリースした時点の段階でTSMCの20nmプロセスは最先端ではありませんでした。

 また、製造プロセスもそうですが、アーキテクチャもnvidiaのMaxwellアーキテクチャであり、これはGeforceで相当するGTX900シリーズの世代です。GTX10シリーズのハイエンドはPCゲームでもいまだ現役ですが、GTX900シリーズに関してはもはや骨董品に近い扱いであり、PCゲームの推奨環境リストでもはずされることが多いです。そう考えるとswtichのアーキテクチャはかなり古い設計です。

 ですが、プロセッサーよりももっと状況がひっ迫しているのはストレージ容量の小ささです。swtichのストレージは有機ELモデルなら64GB、通常モデルなら32GBと現代のゲーム機はもちろんスマートフォンと比べても極めて小さいストレージ容量であるといめます。また、switchのストレージは高速なSSDではなく、eMMCであるためストレージの速度も遅いです。これは現代のゲーム機として考えるとプロセッサー以上に厄介な問題であるといえます。

現状のswitchで考えうるスペックの問題点

 現状のswitchでは、現代のデータ量が多いゲームを保存するにはハードウエア的に難しいです。特に、最近は特にデータ容量が大きくなりがちなオープンワールドゲームが日本でも世界でも流行しており、任天堂でもブレワイやポケモンレジェンズといったオープンワールドゲームが大人気となっているため、これらゲームを遊ぶ上ではストレージの大幅増は必須となります。

 またストレージほどではないですが、switchのグラフィックのスペックは控えめに言っても時代遅れです。これはswitch APEX版が代表できるように移植とはいってもほかのハードと比較して明らかに無理をして移植していることがわかります。また、原神に関していえばそもそも移植すらできてません。switchは今のところは任天堂純正ゲームやセカンドパーティーのゲームの売り上げが絶好調ですし、日本のサードが大集結しているため日本では成功していますし、海外でも好調な売り上げを維持しています。

 しかし、スペック的に海外のAAA級ゲームが移植できない、日本でも人気の原神が移植できない、そしてポスト原神を狙うであろうこれからの大作ゲームが移植できない可能性があるのを考えると早急にグラフィック能力の向上も必須であるといえます。

 そして、現状でも携帯機として遊ぶ場合は、ポケモンレジェンズなど比較的重いゲームの場合熱暴走が発生する場合もあり、そろそろ任天堂のゲーム基準で考えてもswitchのハードウエア構成は厳しいといえます。

  さらに、現在ではゲーム機ではないスマートフォンですらも60hzから120hzへとスペックアップが果たされている中、ゲーム機であるswitchはいまだ60hzのモニターであり、純粋なゲーム機として考えるとこの点もいささか弱点になっているといえます。

switch 後継機のスペック考察

 switch後継機はおそらく、据え置き機になる携帯機として出すと思います。つまりは、現在のswitchと全く同じ形態で出すと思います。

 これは、任天堂はゲームボーイ以降携帯機では負けなしであり、また競合の据え置き機の差別化を行うという点で、switchの形態が理にかなっているからです。また、任天堂は長い間携帯機を作っているため競合他社、ひいてはスマートフォンの製造メーカー以上に携帯機のゲームのノウハウがソフト、ハードともに充実しており、携帯機でゲームをつくることに関しては右にでる会社はありません。このことからも、基本は携帯機、据え置き機にもなるという形態は維持されると思います。

 また、nvidia協業でプロセッサーを作るという体制も変わらないと思います。競合他社がAMDのプロセッサーを使用しているので、有利な条件を引き出せるであろうnvidiaとの協業は基本的には任天堂にとってよいパートナーといえるでしょう。

 これら条件を加味してswich後継機を考えると以下のような構成となります。

 後継機(仮)のSoCはSDgen1相当を想定しています。もちろん後継機はnvidiaの協力で開発するので、実際はスナドラが乗ることはないと思いますが、一つの基準として採用しました。2024年発売になれば、これくらいの構成でも比較的安価になっており、低コストでの搭載が可能になると思います。また、GPUに関してはAmpere以降のnvidiaのGPUはコア数の暴力で性能を伸ばしていく計画であるため、これより最新のプロセスを採用するのはswitchの形態を考えるとあまりコスパがよくないため、おそらくそのころにはレガシーアーキテクチャーとなるAmpereが採用されると思います。コア数クロック数に関しては完全に予想ができないのですが、RTX3050モバイルが2048コア、最大クロックが1740Mhzであることを考えてこのくらいの値にしました。

 メモリに関しては、おそらく現在採用され始めている、LPDDR5が順当に採用されると思います。スマートフォンでは12GB採用という例もありますが、これに関してはおそらく省電力性および、コストを加味すると8GBになると思います。

 ディスプレイに関しては、ゲーム機であることから120hz対応であることが求められると思います。任天堂はスプラトゥーンといったシューティングゲームにも強いので、おそらくハイリフレッシュレート化にはそれなりに力を入れると思います。

 問題のストレージですが、switchが登場した2017年、開発発表がされた2015年のSSDの価格はまだまだ高額であり、256GBを積むのはコスト的に厳しい状態でした。しかし、現在ではSSDの価格は順調に下落しており、PLCnandのようにさらに容量当たりのコストを下げる技術も開発されつつあることから、大容量のSSDを搭載することが現実的になりつつあります。そのため、256GBくらいならば容易に積めると思います。また、コスト面を加味すると256GBモデル、512GBモデルと2モデルに分けて販売をするかもしれません。


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