いまのDDRの課題点 (2022.3.18現在)

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 今回は現状のDDRの悪い点を指摘する、いわばお気持ち記事を書いていきたいお思います。本当に個人的に吐く文句ですので多少ずれてる点もあるかもしれませんがご了承ください。

1 高難易度の追加が全く来ない

 現状のDDRは一番上の難易度であるレベル19どころかレベル18の譜面も600日、ほぼ2年間登場していません。どんな音ゲーでもさすがにサービスが継続している場合において、大ボスクラスの譜面が2年も収録されていないというのは異常事態だということは、スマホ音ゲーマーもAC音ゲーマーも理解してもらえると思います。

 また最後に出たレベル19の譜面はLachryma《Re:Queen’M》でありなんとこれはSound voltexから移植された楽曲であり、DDRオリジナルの最高難度はそれよりも前に登場したきりです。

 DDRはBEMANIのなかでもDDRオリジナル曲という部分でも高い評価を得ており、特に最高難易度レベル19のラスボス曲は他の音ゲーのボス曲と比較しても決して人気では引けを取らない楽曲だったと思います。ところがそんなメインコンテンツの供給が一切途絶えているというのはDDRのセールスをする上では大きなデメリットになっていると思います。

 さらに10年前だったらレベル19は本当に難しすぎて、できるプレイヤーがいないため需要が低いという判断をするのはまだ合理的な判断だったといえるでしょう。しかし現在はトッププレイヤーがシングルプレイでは全譜面にAAAランクをつけ、レベル18では理論値を出しました。ダブルプレイでも全譜面ノンバーという記録が出たりとプレイヤーは順当に進化し続けてきました。このことから現在の環境では高難易度譜面にも十分な需要が見込まれており、実際にそれら譜面を欲するプレイヤーは多いです。

 しかし結果は2年間近くオリジナルの大ボス譜面が登場することなく放置されている状態です。

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2 金筐体限定配信コンテンツ

 この金筐体限定コンテンツもプレイヤーと運営の感覚がずれいている例といえるでしょう。金筐体は正式名称をDanceDanceRevolution 20th anniversary modelと言います。この筐体は最新モデルなので画面が大きいというメリットもあるのですが、この筐体はそもそも少ないDDR筐体でもさらに少なく設置している店が田舎ではほとんどありません。

 ようやく最近この金筐体が全国で増えつつありますが、以前は県に1台しかないまたは1台もないという状態が平然と放置されており、またこの増台でもおそらく劇的に増えるということはないため基本的に金筐体は全国に不足している状態がこれからも続くと予想されます。

 問題はこれがただのデカい筐体ならばいいのですが、たびたびこの筐体限定で配信されるコンテンツが用意されているので、明らかに筐体間でサービスの違いがあるという大きな問題が生まれました。

 筐体に関してはプレイヤーのポケットマネーではどうやっても解決できない問題ですし、同じ値段を払ってゲームを熱心にプレイしても都会の金筐体がたくさんある地域と田舎の旧筐体しかない土地でサービスに格差が出るというのは、どれだけこのゲームを愛してもどうにもならない地域格差を表すような体制であり、ESG投資が叫ばれている昨今ではこれは非常に許しがたい姿勢だと思います。

 それでも以前なら最悪遠征して金筐体を踏むというようなこともできましたが、それもコロナによって県外に行くことが阻まれたことで難しくなりました。しかし、KONAMIの金筐体専用コンテンツの姿勢は変わらなかったです。

 また、これは国内だけではなく国外でも格差を生むきっかけとなっており特に少数精鋭でDDRを熱意をもってプレイをするプレイヤーが多い韓国には金筐体が一切なく、これら金筐体専用コンテンツで遊ぶことができず実質切り捨てのような形となっています。これが一般のBEMANIゲーならともかくDDRは海外人気に支えられている節もあるのにも関わらず、それらプレイヤーを切り捨てるのは正直理解に苦しみます。

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3.版権曲の消滅

 高難易度の抑制、金筐体限定コンテンツとDDRのエンスージアストを切り捨てたならば、さすがに新規参入に関しては力を入れると思いきや、版権曲も版権曲でそれなりに消滅しています。

 版権曲は導入すると継続してお金がかかるというのはありますが、それにしてもたいていは既存版権曲が消える代わりに新しい版権曲を導入するという例が多いですが現状のDDRではそれを行っておらず、ただ単に版権曲が消えるというマイナスの面が強く出るようなやり方を取っています。

 さらに直近で消えている版権曲が良譜面で人気だった曲ばかりで、どうしてもプレイヤーの印象としては悪いん印象になるというのも大きいです。まだ高難易度譜面の導入でテコ入れを行えば印象は違ったと思いますが、それを行わず一切放置した影響で高難易度譜面がないというのと合わせたシナジー効果でDDRの印象を極端に悪くしている要因の一部になっていると思います。

4.海外の切り捨て

 2と一部関わるのですが、高難易度譜面の抑制の前から海外勢に対して少し厳しくないかという姿勢は感じます。

 金筐体限定コンテンツのアクセスの悪さもそうですが、DDRというゲームではおそらく最高峰の大会の一つであるKACの予選に関してもチャンピオンがいる北米ブロックの出場枠が一つだったりとせっかく海外でも根付いた文化があるのにも関わらずそれを大切に育てないというのはもったいないと思います。

5.A20後期以降の楽曲のテーマのなさ

 A20後期以降の新規楽曲のテーマが統一されていないのも問題だと思います。たまには新鋭のコンポーザーの楽曲を収録するというのは幅が広がっていいと思いますが、あくまでDDRの本流はBEMANI sound teamであり、メインはそこに据えるべきだと思います。ところがA20plusあたりから、DDRのメインコンポーザーともいえるU1-asami楽曲などが収録されなくなっておりBSTの楽曲も少なくなる傾向になりました。

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 また、版権曲や外注のアーティストにも方向性がばらばらであり、どの層にもいまいち刺さらないという状況に陥りました。こういう場合最悪高難易度譜面で印象をつけられれば良かったのですが、それを行わなかった影響でどの楽曲も強烈な印象を残せないまま流れていったのである意味これら楽曲も被害者と言えます。

個人的に考えるこれからのDDR運営の行うべき方針について

 まずは高難易度譜面をとりあえずたくさん追加するべきでしょう。レベル18を20譜面、レベル19も3譜面くらいは追加しないとこの虚無期間と割に合いません。だいたいコロナ渦のなかゲーセンに来るような奴は高難度を求めるような奴ばかりなのに、肝心の高難易度がないというのは馬鹿げています。

 また、ちゃんとボス曲イベントを行うべきでしょう。ボス曲の作曲家はU1-asamiやSota.FのようなDDRにメインで携わってきたBSTの主力級が行うべきであり、とりあえずENDYMIONに代わるラスボスを作り上げなければこれからのDDRは完全にオワコンと化します。

 そして金筐体限定コンテンツは即刻中止するべきです。おそらく金筐体限定コンテンツで金筐体を買わせようとする魂胆でしょうが、生み出したのは購買意欲ではなくKONAMIへのプレイヤーのヘイトです。百害あって一利もなかったのでこんなクソシステムはすぐにやめるべきです。

 版権曲に関しては正直コロナ渦がまだ終わってない以上、なかなか初心者が来ることはないと思うので最優先は高難易度とポストENDYMIONの確立だとおもうのですが、マーケティング調査をしっかりと行ってテーマを持った版権曲の導入を行うべきでしょう。

 最後に海外への対応ですが、物理的に難しい点はともかくおま国対応は極力避けられるように対応をしてほしいです。

 DDRはオワコンだという意見も目立っておりますが、私個人はそうは思いません。今のAC音ゲー界隈で一番人気なのは太鼓の達人で二番目をボルテ、弐寺、チュウニで争う構図だと思いますが、一般人の知名度で考えると太鼓の達人の次に間違いなくDDRを挙げる人が多いでしょう。

 これは今大人気のプロセカですらなしえていない快挙です。普段音ゲーをプレイしていない一般人ですらあの4枚のパネルを踏んで遊ぶゲームの存在については知っています。それは世間レベルで一時代を作り上げたからであり、そんな圧倒的な知名度を持っていながらそれをいまいち使いこなしていないというのは非常にもったいないと思います。

 このゲームにはBEMANIでも屈指の潜在的な可能性を秘めていると断言できます。やりようによっては弐寺やボルテすら超えるかもしれません。だからこそ、ここでプレイヤーの意見にしっかりと耳を傾けて、プレイヤーが好ましくないということをやめてプレイヤーがやってほしいという意見を取り込んでよりよいゲームを作ってくれることを心から願います。

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