学生向けPCの買い方


 大学生になるとノートPCを学校から購入してくれというお達しが来て購入するという人も多いと思います。下の写真は私の大学の新入生に配られたものです。

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 このように大学生協が、おススメのPCを紹介はしてくれているのですがぼったくりとは言わないものの正直値段に見合った性能とは言えません。そこで今回はおススメのPCの買い方とスペックの見方について書いていきたいと思います。


 1  生協PCの何がいけないのか

 生協のPCはスペック自体はそこまで悪いものでもなく、4年間保証というのもありますので完全なぼったくりとは言い切ることができませんが相場に比べるとかなり高いと言わざるを得ません。

  そこでおススメなのは自分でPCを購入することです。まずは相場の価格を代表的なPCメーカーとPCブランドであるLENOVO think padで確認してみましょう。

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 例えば、このPCは同じCPUで価格は17万円とおなじですが、メモリが16GBに増設されており、ストレージもSSDで512GBと、生協PCと比べるとかなりの強みがあります。そのうえでキーボードにバックライトがついていたり、指紋認証のセンサーがついたりと至れり尽くせりなので、お買い得度合いで比べるとこちらのPCの方がよいと思います。

 しかし17万と高額です。CPUを選ばなければ安いPCはまだまだあります。


 2 CPUの選び方

そもそもCPUとは何なんでしょうか?

 CPUとは日本語で中央処理装置と言い、コンピューターの処理の中心的な役割を果たします。簡単に言ってしまうと、CPUの性能が高いとパソコンの性能が高いと言えます。CPUを作っている会社はintelAMDの2社であり、つい最近まではintel一択という状況でしたが最近はAMDのCPUもかなりの性能に進化したため、どちらも有力な選択肢になっています。

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  上の図がCPUの大まかなランク付けです。下の方が性能が高い分、金額も高いです。この図から見てもらうとcorei7というのはなかなかスペックの高いCPUであると理解することができます。

 しかし、学生向けのノートパソコンでは何をするのでしょうか?

 多くの場合はワードでレポートを書いたり、パワーポイントでスライドを作ったり、エクセルで統計処理をするレベルのことしかやりません。遊ぶにしてもyoutubeを見るくらいならば、スマホでもできるようにそこまで高いCPUパワーを求められることは無いでしょう。そのため、大学生向けノートPCで求めるべきことはそこそこの安さでオフィスとyoutubeが快適に動くPCであるということです。

 そこで提案をしたいのが、i7より一つ下のグレードであるi5やRYZEN5を使うということです。

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 例えば、こちらは最新のi5相当かそれ以上のスペックを持つRYZEN5搭載のPCですが、CPU以外の構成は生協PCと変わらないのに9万円切りと半額近い値段となっております。

 この私も、現在i5のthink padを愛用していますが大学関連でのものでPCのスペック不足を実感したことは今まで一度もありません。

 また、そもそもノートPCで性能を求めることも間違っていると言わざるを得ません。

 実は、ノートPCとデスクトップPCに使われているCPUは同じcore i7やRYZEN7ブランドであっても性能はまるで違います。デスクトップのPCでは排熱しやすく、熱が取り除きやすかったり、電気量もバカ食いできるのでスペックを追求したCPUを搭載することができますが、ノートPCでそれと同じことをやってしまうとバッテリーでは電力供給が追い付かず、排熱もできないためノートPCに搭載されいるCPUは低電力版と言われています。いわば同じi7やRYZEN7でもなんちゃってバージョンと言えるものです。

 スペックを求めるべきなのはデスクトップPCなのであって、ノートPCで求めるのはお金が高くつくだけの愚策と言っていいでしょう。

余談 CPUの項目

 CPUのスペック表にはブランド名の他にも型番やコア数、スレッド数、周波数などの項目があります。型番はともかくその他の項目は何を意味するのでしょうか?

 コア数というのは、計算をする頭脳の数のことを言います。このコア数が多いほど並行処理をしやすくなり結果として計算結果が速く出せるという寸法です。

 スレッドというのは、おおざっぱに言うと実質的なコア数です。実は高級なCPUだとコア数とスレッド数の数が違うことがありcore i7だと4コア8スレッドなどコア数よりもスレッド数のほうが多いということがあります。そのためスレッド数が多いほどやはり並行処理がしやすいと言えるでしょう。

 周波数とはコンピューターは2進法でデータを処理しており、大まかにいうとオンオフを超高速で繰り返して計算をしています。それのオンオフをクロックと言い、1秒間のクロック数を周波数と呼びます。そのため、周波数が多いほど計算性能が高いと言えます。また、オーバークロックというのは規定されたクロック数よりもより高いクロック数を狙った設定にすることで性能を引き上げることを言います。


 3 その他のスペック

 パソコンにはなにもCPUだけが載っているわけではありません。ここではその他選び方について記載していきます。

メモリ RAM

 よく言われる表現としては作業机です。メモリーは様々な動作をする上で一時的に記録をしている場所なので、この容量があると様々な処理をしても動作が止まらないなどの利点があります。規格の世代としてDDR-3とかDDR-4などありますが、新品で買う場合は基本DDR-4しかないでしょう。

 おススメの容量は16GBです。これだけあれば、ネットサーフィンも快適ですし、学校の課題レベルではまず対処できないことは無いでしょう。最低限8GBは欲しいです。またオンボードと書かれてあるタイプは増設ができませんが、なにも書かれてない場合は途中からメモリを増設することも可能なので、最低限のメモリ搭載モデルを買ってあとで増設するというライフハックもあります。ただし、この行為をやると保証が効かなくなるので注意しましょう。当方では責任を一切負いかねます。

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 メモリーにはデスクトップ用の大きいものもありますが、ノートPC用の物はこちらの小さいタイプのものとなっております。

ストレージ

 こちらの方が、皆さんが分かりやすい概念だと思います。これは、データを保存する領域のことです。昔はHDD一択でしたが、最近ではSSDという半導体を使った記憶装置が登場してこちらが一気に優勢となっております。個人的には大学生向けのPCにはSSD一択だと思います。その理由としてはSSDはデータを高速で処理することが可能であり、パソコンの起動も早くなりなどのメリットが多いです。何ならHDDからSSDへ換装をする方が同世代のi5からi7へ換装をするより効果が大きいという人も多いため、これに関してはSSDを搭載したほうが良いと思います。

 必要な記憶容量は人に応じて様々ですが、いろいろなファイルを保存したい人は512GBくらいのSSDを搭載するとよいでしょう。ちなみに私のPCは、256GBのSSDを搭載していますが、かなりやりくりをして空き容量をねん出している状態です。

 こちらもオンボードや増設不可と書いてあるもの以外はSSDやHDDを増設することができるので、自分で増設するという方法もあります。HDDを選ぶ場合は2.5インチと書いてあるものを選びましょう。

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 またストレージはなにも、内蔵だけではなく外付けという方法もあります。多少速度は落ちますが、とにかく大容量のデータを保存したいという方は外付けのHDDを購入というのもおススメです。

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 また市販されている外付けHDD以外にもこのようなHDDケースに内蔵HDDを入れれば外付けHDDに早変わりします。

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  3.5インチHDDはノートPCには内蔵できませんが、大容量を安い値段で購入できるのでおススメです。

グラフィック

 学校用に使うPCはCPUについている内蔵グラフィックで十分です。ゲームをする際にはこのスペックが重要になってきますが、基本的にノートPCではゲームをするのは排熱的に辞めた方がいいと思います。また、こちらもCPUと同じく低電圧版のGPUで構成されているのでコスパが悪いです。おとなしく内蔵グラフィックで我慢しましょう。

端子

 基本的にUSB3.0とHDMIと有線のネット接続ができる端子があればいいと思います。ただし、大学ではDVI端子を未だに使っていることも多くそこだけは大学生協パソコンが若干有利な部分でもあります。ですがDVIがあるとPC自体の厚みが増えますし、何よりそういうモデルは高いのでDVIは個人的に妥協してもいいと思います。また、一部の高いパソコンにはUSB-C規格の端子でThunderbolt 3の規格に対応しているものもありますが、こちらが搭載していると外付けでゲームなどに必要なグラフィックカードを外付けで搭載できるという利点もあるので予算の都合がつく方は積極的にこの文字を探すといいかもしれません。

キーボード

 個人的にはUSキーが選べたらUSキーがいいと思います。すっきりしていて打ちやすいですし、そもそも皆さんひらがな入力使わないと思うので…あとはバックライト付きなどはチェックをした方がいい項目だと思います。

 ちなみにノートのキーボードの他にお金があれば外付けのキーボードがあるとタイピングが楽になります。個人的にはチェリー赤軸と書いてあるモデルが推奨です。

OS

 windows home版とpro版がありますが、home版で十分です。pro版を使っていますが、私のような末端の学生では何が違うのかよくわかりませんし、違う点があってもそれは一般の学生には関係ないと思います。

 またwindowsの他にもMac OSがありますが、個人的にはwindowsをおススメします。その理由としてはMacOSのPCはスペックの割には高いですし、学生の多くはwindowsパソコンを使っているため学生間で統一したOSを使ったほうが都合がいいことが多いです。


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