今回はDDRのオプションについてまとめてみたいと思います。特に音ゲー初心者は、オプションについてよくわからないという場合もありますので参考にしていただけると幸いです。
矢印の速度
ほかのゲームでいうハイスピの設定です。矢印の速度を速くすることで詰まった部分の視認性を向上させたり、逆に流れる速度が速すぎる場合はスピードを遅くすることにより矢印を見えるようにすることができます。
速度は0.25倍から8倍まで選ぶことができますが、等速以下と0.25倍はプレミアムプレイでしか選択が不可能なため注意が必要です。
個人的には足10くらいができるまでは等速でも構わないと思います。理由としては高難易度では、高速パートに視認性の悪い低速を挟むなど、このオプションを使っても攻略しにくい譜面が存在するため、ある程度は矢印の詰まった低速地帯も攻略しなければならずそのためには低速にも慣れておきたいからです。
現在私はBPM600に合わせてこの速度を調節していますが、この理由としてはMAX.(period)の発狂地帯がこの速度でがっつりと踏む必要があり、この速度はある程度見えている必要が存在するためです。そのため、ハイスピの設定で迷っている方はこの速度に合わせるというのはいかがでしょうか?
矢印の動き方
矢印の動き方が変化します。
とはいっても基本的にはnomalしか使うことが無くover the “peridod” 攻略の際に低速部分を見切るためにBOOSTオプションを採用しようかなというレベルです。パフォーマンスプレイをやる方は、使うと面白そうなオプションですが、スコア、クリア狙いだとこのオプションの変更は滅多にないでしょう。
矢印の見え方
ほかのゲームでいうところの、ヒドゥン+、サデゥン+のことを指します。
ヒドゥン+は矢印の流れてくる反対側からカバーをかぶせることができます。サデゥン+は矢印の流れてくる側をカバーで隠すことができます。
なぜこのようなことをするかというと、矢印の流れてくる個数を制限することによって視認性が向上するため、実質ハイスピードをかけたような状態になるからです。
とくに前半と後半でBPMが2倍くらい違う曲は、途中でハイスピードのコントロールが変更できないこともあり、基本的には低速パートではサデゥン+をかけておいてあとで外すというパターン(サデゥンは緑色ボタンを押すとプレイ中に外すことができます)が多いです。高難度曲ではよく使うオプションなので覚えておきましょう。
ほかにはステルスというものもありますが、これは完全に矢印が見えなくなるという超上級者向けやパフォーマンス向けですのでクリア、スコア狙いで使うことはまずないでしょう。
回転
矢印の向きを変えるオプションです。
オプションには通常とは逆の配置に矢印を回転したMIRROR、右に90度回転した配置のRIGHT、左に90度回転した配置のLEFT、そして矢印の向きがランダムになるSHUFFLEが存在します。つまりSHUFFLEはほかのゲームでいうところの乱です。DDRはIIDXに比べると当たり配置を狙うということは無く、基本的に正規譜面を踏むことが多いですが高難易度では配置があまりにも厳しい場合が存在するため、そのような場合にはこれらのオプションを活用してクリアをしやすくします。そのため、基本的には初心者は使わないオプションではありますがやっていくうちに使う機会が増えてくるオプションでもあります。
ステップゾーン
ステップゾーンつまり判定枠を消すことができるオプションです。パフォーマンスプレイでは活用できそうですが、判定枠が無いとかなりつらいので基本的には使わないと思います。
矢印スクロール
DDRの矢印の流れる速度は基本は下から上です。ですが現在流行っている多くの音楽ゲームのノーツが流れてくる方向は上から下ですのでDDRのフォーマットはやりにくいと感じている方も多いかもしれません。
REVERSEオプションをかけることによって、矢印の流れてくる方向が上から下に変更できるので他の音楽ゲームで慣れたフォーマットで遊びたい方はこのオプションをかけるとよいでしょう。
矢印の色
デフォルトではRAINBOWというオプションがかかっています。低難易ではこのオプションでもいいのですが、12分や16分以上が多くなってくる中難易度以上では12分、16分のタイミングでも矢印の色が変わるNOTEオプションをかけた方がいいと思います。
RAINBOWオプション
色分け
赤 4分
青 8分
紫 それ以外
NOTEオプション
色分け
赤 4分
青 8分
緑 12分系(24分なども含む)
黄 16分
その他は様々な色
VIVIDは周期的に色が変わるような感じの色分けですが、リズムに沿って決まっているわけではないので拍を確認する機能はありません。一部譜面で有効な場合がありますが初心者は手を出す必要はないです。
FLATは矢印の色が色分けされないため、リズムをとるのが難しくなります。一部変拍子が多い譜面に関しては有効に左右する場合がありますが、基本的に初心者はRAINBZOWかNOTEオプションを使うのが良いでしょう。
それぞれ矢印の色の見え方の違い
タイミング別カット
cutをかけるとフリーズアロー(長押し)以外の矢印の数を減らすことができます。cut2では8分と4分とフリーズアロー以外の矢印、つまり赤と青以外の矢印を消すことが可能です。cut1ではさらに4分とフリーズアローだけに減らすことが可能であり、この場合は赤い矢印とフリーズアロー以外は出現しません。
これを使うことにより、難しい譜面でもある程度予習をすることが可能になるので初心者の方には便利なオプションかもしれません。ですがクリアランプは通常のものとは違い、しっかりとcutオプションを使ったことが分かるものになってしまうので、ランプを気にする方は注意が必要です。
また、CHAOS習譜面ではcut1オプションをかけることで、矢印がすべて消えてしまうため0点でクリア可能になるという小ネタが存在します。
フリーズアロー
フリーズアローつまり長押しを消すかどうかのオプションです。必要に応じて活用をしてください。これに関してもランプが通常クリアのものとは異なってしまうので注意が必要です。
同時踏み
同時踏み配置を消すことができます。必要に応じて活用をしてください。
こちらも余談になりますが、ようこそジャパリパークへDP鬼譜面では同時踏みを消すオプションをかけてしまうと一切矢印が流れなくなってしまうので、0点クリアができてしまうという小ネタが存在します。
ゲージ
こちらはゲージの量を決めることができます。とはいってもIIDXのようにアシストイージーなどの優しいゲージが存在するというわけではなく、基本的にはデフォルトのものよりも厳しいゲージしか存在しません。
RISKYは1回でもミスをするとその時点で閉店(ステージ落ち)が発生してしまうという極めて危険なゲージです。ただし、コインプレイでも次のステージへ進出することができるので、フルコンボ狙いの場合には活用できるかもしれません。
LIFE4はプレミアムプレイ限定のものとなっておりますが、エクストラステージと同様の4回までのミスが許されるゲージを使うことができます。ゲージの形から電池とも呼ばれています。このゲージでクリアをすると専用のクリアランプが付くのでLIFE4クリアや電池が付いたなど、通常のクリアよりも評価が高い扱いです。