今回はSilver stone のラックマウントケースのRM400について紹介したいと思います。
Silverstone 3 基の5.25インチベイを備える多機能ラックマウントケース RM400 日本正規代理店品
仕様
4Uサイズのラックマウントに対応しているケースで、逸般の誤家庭ならどこに思おいてあるサーバーラックに設置可能なラックマウントケースです。(レールスライドは別売)ラックマウントケースですが、大企業のデータセンターに使用されているようなラックケースとは違い寸法が430mm (W) x 176mm (H) x 469mm (D)と常識的な範疇に収まってるので普通のPCケースとしても使用可能です。最大SSI-CEBという2スロットCPU構成も可能なサイズのマザーも対応していますが、普通のATXマザー、ATX電源にも対応しています。また、PCIEスロットもあるのでケース内にグラフィックボードの増設も可能です。
初期構成では前面に120mmファン1つ、背面に80mmファン1つが搭載されています。前面に80mmファン1つと背面に80mmファン1つが増設することが可能です。
このケースには5.25インチベイ×3と3.5インチベイ×8があるので大容量のストレージを搭載することが可能です。ですが取り外すこともできるので、3.5インチベイを撤去して大きなグラフィックボードを搭載するといった使い方もできます。(ねじが6角です)
前面には空気が通り抜ける穴が多く空いているので通気性が確保されています。電源ボタンと再起動ボタン、USB3.0が二発搭載されいるほか、サーバーで使うラックマウントケースということで、盗難防止用にカギがかけられるようになっています。さらに盗難防止用としてケースのふたを開ける際に警報が鳴るようにセキュリティースイッチが側面に搭載されています。
ちなみにケースは上のふたでもケースの構造を支えてしまうため、ふたを閉めないとケースが歪んでしまい使えないので縦置きする場合には注意が必要です。
組んでみた感想
組んでみた感想としては、前使ったATXサイズのsoloと比べると圧倒的に組みやすかったです。今回の構成ではグラボなし、sataには何もつないでいない、クーラーがリテールという最低レベルの構成ですのでもともと組みやすいというのはありましたが、ケースの空間自体がとても広く初心者でもバラックのような感覚で簡単に組めると思います。
もっともsoloが縦置き、今回のケースが横置きなのでそもそも組みやすさに違いはあるとは思いますが、このケースは数あるケースでもATXなら相当組みやすい部類だと思います。
デザインに関しては、完全な業務用というよりは業務用を意識したデザインという感じですので一般的な家庭でもおけないことはないと思います。個人的にはシンプルでよいデザインだと思いますが、NZXTの東名ケースやゲーミング○○が好きな方にはあまりにも武骨なデザインですので、そういった方には不満が多いデザインかもしれません。
重量はそれなりにあり、ある程度しっかりした台に設置して運用するべきだと思います。
組みやすく、整備性が良いため総じて高評価ですが値段が2万円以上するケースですのでそこがネックだと思います。
今回使ったその他パーツ
CPU
INTEL CPU BX8070110400 Core i5-10400 プロセッサー、2.90 GHz(最大4.3 GHz) 、 12 MBキャッシュ 、 6コア 日本正規流通商品
マザーボード
MSI MAG Z490 TOMAHAWK マザーボード ATX [Intel Z490チップセット搭載] MB4955
SSD
WD 内蔵SSD M.2-2280 / 500GB / WD Blue 3D / SATA3.0 / WDS500G2B0B
電源
80PLUS GOLD認証取得 高効率高耐久電源ユニット NE750 GOLD
メモリ
CFD販売 デスクトップPC用ゲーミングメモリ CX1シリーズ Intel XMP2.0 サポート PC4-21300(DDR4-2666) 8GB×2枚 無期限保証 W4U2666CX1-8G