2022年 2月コスパの高いパソコンの買い方

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BTOと自作どちらがいいか

 結論から申し上げますと、グラボを搭載するならBTO一択、ある程度パーツを持っているならば自作も検討しかし、新規パーツが多く必要な場合はBTOのほうが良いと思います。また、できるらならそもそもグラフィックボードを搭載することを避けることをおすすめします。そして、グラフィックボードをどうしても買うならばすぐに買ってください。

 この理由としては、最後にPC関連の記事を書いてからグラフィックボードの価格はうなぎのぼりになり、2年前に同じような構成で組んだ時と比べると現在はそれなりに安く買えるBTOPCですら10万円ほど値上がりしている状況です。自作に関していえば、単体GPUのパーツはRTX3070では10万円を超える商品がほとんどであり、正直現実的な値段で買える商品が上から下まで全部消滅してしまいました。さらに今後は、製造コストを引き上げるとnvidia、AMD、が発表したため、GPUの価格がこれ以上上がることがあっても下がることはないというのが直近の予想です。

パーツ単位で考えると安く買えるものも多い

 とはいうものの、暴騰しているまたはこれから価格が上昇しそうなパーツはGPU、一部CPU、そしてまだ数が出てないDDR5メモリやPCE4.0対応のNVMe SSDといった新規格の製品であり、それ以外の製品は比較的安価に購入できる製品も多いです。そのため、これら製品を使ってパソコンを組み替えたり、増設を行えばコスパ良く性能を向上させることができます。

PC人権ライン

 ここからは個人的に考えるPC人権ラインを紹介します。このラインは、ネットサーフィンやoffice、イラストソフト、軽いゲームなどを快適に使えるレベルのスペックの人権ですので、重い3Dゲームをプレイするうえでは参考にしないでください。

デスクトップPC

CPU 4コア8スレッド以上(core10世代以降推奨、zen2世代以降)

なおintel cpuの場合F付、AMD CPUはG付き以外は内臓GPUなしであるため注意が必要である

GPU 軽い作業なら不要

メモリ DDR4-3200 16GB以上

(メモリの速度はDDR4の場合3200以上を選んでもコスパがよくない、またDDR5は現状対応マザーもメモリ自身も高額で性能に関してもコストパフォーマンスに見合ってないので選択肢に入らない)

ストレージ SSD 512GB以上

(メインストレージは必ずSSDを選択、sataとNVMeの差は正直一般用途なら感じにくい)

マザーボード 使いたい状況により異なる

(個人的にはあまりマシンパワーを必要としないPCでも最廉価グレードのチップセットを積んだマザーボードの選択は好ましくない)

電源 推奨の量を購入

(電源を購入する場合は750Wくらいまではコストパフォーマンスが高い、1000Wを超えると急激に値段が上昇する。)

CPUクーラー 

リテールでも問題はないが、音が気になる場合サイドフロー型のクーラーの導入を検討してもよい

ケース 各種お好みで

ノートPC

CPU 4コア8スレッド以上 (intelならば型番にYが入っていないものでcore i5以上推奨)

(新品で買う場合はできるなら、内臓グラフィックの性能向上が著しいため最新世代のものを買ったほうが良い)

ノート用PCのCPUはこちらの記事も参照してください

ノートパソコン用のCPUの選び方2021年 3月版 intel版

ノートパソコン用のCPUの選び方2021年 3月版 AMD版

GPU なし

ノート向け専用GPUは排熱上性能の向上が難しいため、コストパフォーマンスはデスクトップPCに比べると劣悪

メモリ 16GB以上

増設できるPCとできないPCがあるので確認をして購入したほうがよい。

ストレージ SSD 256GB以上

NVMeタイプに増設した場合、バッテリー消費が著しく大きくなる場合があるので注意をする

2022年 2月に購入するおすすめパーツ

 最後に2022年2月にお買い得に購入できるおすすめパーツを紹介したいと思います。

デスクトップCPU

 CPUは12世代core iプロセッサーの販売により、高性能なプロセッサーが安価に販売されたことで、競合するRYZENシリーズ、そして旧世代品とと主に値下がりしています。特に12世代のcore i5 シリーズは驚くべきコスパです。一方で、intelはCPUの値上げを予告していることからいつまでもこの値段で買えるかは不透明なので欲しいCPUがある場合は早めの購入をおすすめします。

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DDR4 メモリ

 DDR4メモリは底値に近いです。DDR4-3200の32GBのメモリでも13000円を切る価格で購入できることもあるくらい安くなっているので、増設やアップグレードも大変しやすいです。ねらい目なのはネイティブのメモリで、OCメモリは若干高騰している場合もありますので注意が必要です。

 一方でDDR5メモリは、値段がいまだ高止まりしており性能に関してもわざわざ金を出して買うほどのスペックではないため現状はDDR4環境のほうが良いと思います。

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SSD

 SSDも全体的に値下がりしているパーツです。これまでは高かったNVMeタイプのSSDも最近は大きく値下がりしており、SSDに使われている半導体であるNANDも昨今騒がれている半導体不足とはあまり関係がなく、余っている傾向にありこれからもSSDの価格は下落すると思います。

 ただし、PCIE4.0対応のSSDに関してはいまだ高止まりしており、速度差は一般用途だと感じにくいためコスパを重視する場合PCIE3.0対応のSSDやsataのSSDの使用がおすすめです。

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