今回は私が絵を描いている環境とまた購入した教材について紹介と簡単なレビューを行いたいと思います。
PC
自作PCを作りました
詳細は上記記事を参考にしてほしいのですが、ここでも簡易的なスペックをまとめてま す。
CPU RYZEN 7 5800X 4.7GH z 8コア 16スレッド
メモリ DDR4 32GB 3600
GPU Geforce RTX3070 GDDR6 8GB
マザー B550 tomahawk
SSD WD black SN750 512GB
サブストレージ WD blue 4TB HDD
このパソコンはゲーム用に自作したPCなので、デジタルペイントだけに使うなら明らかに過剰スペックです。
しかし、いくらデジタルペイントが軽い作業とは言えやっぱり重いファイル、特にA4の350dpiのように重いファイルだと正直ノートパソコンだった時はカクついたこともあるので、スペックが高いに越したことはないと思います。
また、GPUが搭載されているのでblenderといった本格的な3DCGソフトも使えます。これによりただのデジタルペイント以外にも3DCGを利用することが可能なので、これはipadや安いPCには存在しないハイスペックPCの特権だと思います。
また、グラフィックボードから画面を出力しているので
注意点としては、RTX3070もRYZEN 7 5800Xもかなりの爆熱であり、排熱対策がしっかりしていないPCだと本当に排熱が追い付かないので、2010年以前のケースを使用しようとしている方は新しめのケースの購入をおススメします。
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私自身は古いケースからDefine7に乗り換えましたが、正直新しいケースならば古いケースに比べて排熱面は安いケースでもある程度考えられているので問題はありません。高いケースが違うのは防音材があるかどうかと、頑丈さとフィルターがあるかといった実用面よりも便利機能が整っているということのほうが多いです。
ディスプレイ
ディスプレイはDELLのWQHD、165Hz、27インチモニターを使用しています。なぜこのモニターを使用しているかというと、手持ちのモニターの中で一番あたらしいのと画面サイズが大きいのが理由です。
そもそもこのモニターを買った理由はFPSゲームでのハイリフレッシュレートと原神をFHD以上の高画質でプレイしたいという欲求のミックスという形で選びました。DELLだった理由は競合製品は144Hzだったのと微妙に値段が高かったことが大きい理由です。安ければBenQやASUSあたりでもよかったです。
基本的にはイラスト用途にはハイリフレッシュレートのモニターはいらないとは思いますが、スクロールがぬるぬる動いたり、カーソルがぬるぬる動くので総じてハイリフレッシュレートはあった良かったと思います。
このモニターもうそうですし、最近はHDRを推しているモニターが多いですが、このモニターがとっている認証のDisplay HDR400はぶっちゃけなんちゃってHDRなのでこのモニターでHDRを楽しみたいというのはどうかと思います。いちおう古いモニターと比べましたが、さすがに古いモニターと比べるとそりゃ色はいいですけど、まあ本当にHDRを楽しみたいならばHDR600以上のモニターを選ぶことをおススメします。しかし、HDR600対応のモニターを買うとだいぶ金額が跳ね上がるので、結構大変です。
板タブ
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正確にはこれのだいぶ前の型番の製品を使っていますが、私はwacomのペンタブレットを採用しています。いわゆる板タブというやつです。
板タブの利点としては、液タブやipadと比べて圧倒的に安価であるという点と描くときに手で画面を隠さないで描ける点、姿勢が普段のPCと同じような体制で描けるので楽に描けるという点です。
はじめこそ、どうしても使い慣れず数年間放置してしまったのですが、仕方なく使っていたらだんだんと使いやすく感じるようになり、いつの間にか液タブを買おうとしていた欲が消え失せて次も板タブを買おうというまで板タブにはまりました。
板タブは安いため手軽に購入できますし、軽いのでPCさえあればいつでもどこでもかけるというのも魅力です。
ソフト
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CLIP STUDIO PAINT PRO 公式
イラストを描くソフトはクリップスタジオのPROを使っています。現状漫画を描くことはないため、PRO版で十分だと考えていますが、PROからEXを買い足すより最初からEXを買ったほうが安いので漫画を描きたい人はEXを直で買うのをおススメします。
また、クリスタは公式でダウンロード版を買うのが最安値なので、公式で買うのをおススメします。
アセットも豊富で、使用している人も近年ではsaiを超す勢いであり現在最も人気なペイントソフトであるといえるでしょう。個人的にはデジぺを始めるなら、なるべく早くこのソフトを購入して使うことを強く勧めます。理由としてはツールが豊富であるため、このソフトをある程度使いこなせば画力関わらず、絵をうまく見せることができるからです。
本
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クリスタと同時に意気揚々と買った本ですが、ぶっちゃけ役に立ってないです。というのも使いたい機能はむしろそれ単体でグーグル検索をかけたほうが速いですし、わかりやすいからです。
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かなり昔に使っていました。いい本だとは思いますが、私には使いこなせませんでした。しかし、色をまねることで比較的色は上手くなったと思います。ちょっと選ぶ本かもしれません。
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かなり直接的に描き方を紹介しているので、キャラもの系の参考書では一番役に立ってます。本当に女子キャラの肌の塗だけにフォーカスしている本なので男キャラには全く使えません。いちおうは骨格や筋肉に対しての解説も書いてあるのでこれ単体でもそれなりの地力がつく本だと思います。また、ネットでは規約上あまり情報が少ないセンシティブ絵の描き方も多少は載っているのでそこらへんもこの本が購入するべき一つのポイントだといえます。
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先ほど前が塗りやデジタルペイントに技術に関わる本だったのに対してこちらは本物の人物画や人間の骨格を書くために使う本です。
やさしいと書いていますが、かなり厳しいです。正直さっき上げた本と比べると面白みは全くないですし、本当に絵が初心者の方だと確実にほこりをかぶる本だと思います。こう書いている私も難しすぎてちょっとそうなりつつありますが、絵を極めるためにはやはりちゃんと人間の骨格を学ぶ必要はあるのでそのために買いました。
とくに20年代の絵は、萌え絵といってもかなりリアル調なので人体の構造の理解やデッサンは非常に重要な技術だと思います。
https://ichi-up.net/
いちあっぷ
本ではないですが、デジタルペイントや萌え絵技術などの解説がかなりわかりやすいサイトです。ぶっちゃけこれがあるせいでセンシティブイラストと人物画以外のデジタルペイントの技術本が微妙になってしまったような気がします。かゆいところに手が届くサイトなのでおススメです。