12/8 オンゲキ騒動について

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 今回は12月8日にオンゲキで起こった、騒動についてアーカイブとして残すためにまとめていきたいと思います。騒動の発端は、移植曲についてです。

https://twitter.com/ongeki_official/status/1336143618285789186 より

 今回の移植楽曲は、東方楽曲の移植であり東方界隈での有名楽曲が移植されるというイベントでした。問題となったのはその中の一曲であるSatori~3rd EyEsという楽曲です。

 上記の動画のようにBMS楽曲です。BMS楽曲の中にも東方楽曲のアレンジというのはよくありますが、もう一曲聞いてほしいです。

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 こちらは3y3sというBeatmania IIDX(通称弐寺以下弐寺呼び)の楽曲です。弐寺でもボス楽曲としても高い人気を誇り、また同じBEMANIシリーズでも移植があまり進んでいない楽曲ですので、移植を渇望するプレイヤーが多い曲です。

 2つの曲を聞いて似ていると思った人もいるかもしれませんが、実は3y3sを東方楽曲とリミックスした楽曲がSatori~3rd EyEsという楽曲で、実質3y3sのリミックスverと言える楽曲です。

 BMSは弐寺のシミュレーションゲームですので、弐寺曲をリミックスした楽曲も少なからず存在します。グレーと言えばグレーですが、非営利目的であり宣伝につながることもあるためKONAMIが目をつぶって見逃している状態です。

 また、KONAMI楽曲のアレンジではある同人音楽サークルがBEMANIシリーズの楽曲をリミックスしたアルバムを販売しようとして、差し止められたこともあり、BMSの中でも特にグレー度が高い楽曲と言えるでしょう。

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 そのため、今回の移植はあくまで個人目的で利用する場合でのみ特例で目をつぶっていた楽曲を、ライバル企業が商業的に大っぴらに利用するということで騒ぎになったわけです。

 さらに、チュウニズムでも前例を残しておりアンドロメダという楽曲のリミックスである、星の器という楽曲を東方コラボと題して収録したという実績もあり、この時もかなりの騒動になりました。

 前回はアンドロメダですが、今回はボス曲である3y3sのすっぱ抜きであり非難は前回以上であると思われます。ここからはこの騒動の悪影響を考えていきたいと思います。

1 BMS界隈の悪影響

 BMSはKONAMIが使えるから見逃しているのであって、潰そうと思えばいつでも潰せるものです。そのため、このような事態が起こり続けた場合BEMANI全体に悪影響を及ぼしてしまうのでBMS自体が消滅する可能性があります。長期的にはコンポーザーの発表の場が失われるので、BMS界隈のコンポーザーを多用している音楽ゲームはコンポーザー不足になってしまいます。

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 また、BMSを音楽ゲーム収録の足がかかりにしようとしているコンポーザーを考えると、BEMANI楽曲をリミックスすれば音楽ゲームに進出できるという悪しき前例を作ってしまうので、オリジナル楽曲が作られなくなるというデメリットも存在します。

2 SEGAゲーへの信頼がなくなる

 今回の騒動では実質ボス曲の無断使用が発端です。曲をパクられた側のBEMANIはオリジナル楽曲が多くそれらに愛着を持っているプレイヤーが多いです、その中でも弐寺は長年プレイしているプレイヤーが多いので、楽曲に愛着を持っているプレイヤーも多く、抜け道のような方法で曲をすっぱ抜いたら勝手に曲を盗まれたと思うのも当然です。

 KONAMIが使えると思ってBMSの存在に目をつぶっていたのも原因ではありますが、KONAMIが文句を言わないのをいいことにどんどんコピーBMS楽曲を収録していって、著作権の有名無実化をしていった場合、SEGA音ゲーひいてはSEGAの存在そのものの信頼が揺らぐことも想定できます。

 この出来事で、不快になりもう二度とSEGAのゲームをやらないというプレイヤーも少なからず生まれてしまったかもしれません。

 また、セガの音ゲーはBMS界隈出身のコンポーザーの楽曲が多く、オリジナル、移植問わずかなりの部分でBMS界隈とかかわりがあります。そのため、BMS楽曲、BMS界隈出身コンポーザーの楽曲提供が禁止された場合、ゲームの運営自体立ち行かなくなるレベルでのコンポーザー不足が発生します。こうなった場合は、いくら成功しているチュウニズム、maimaiでらっくすをもってしても恐らく立て直すことは不可能に近いです。

 そういう意味でも、下手なことをしない方がかえって利益的には都合がいいです。

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