お久しぶりです。今回は新しく買ったGproマウスとこれまで使っていた、ロジクールの一番安いモデルのマウスを比較して買う価値があるかどうかを解説したいと思います。
買った経緯
本来はゲーミングマウスを買う予定は一切ありませんでしたが、いざゲームをプレイして思ったことと普段づかいでも安いマウスが使いにくくなったので購入を決意しました。以下は安いマウスで感じた問題点をまとめてみます。
1 ホイールボタンが押しにくい
これが最大の問題でした。現在流行っているゲームであるapex legendsではホイールボタンを押す機会が多く、このボタンをしっかり押すことができないとうまくプレイをすることができません。また、私のマウスでは誤作動が起き、普通にピンを押したつもりが敵の索敵マークになるということが多くあり、普段野良プレイをやる私の環境では大変問題になっていました。
また授業で使ったCADソフトでもホイールボタンは多く使うため、このボタンがしっかり押せないとストレスが溜まってしまうので、この問題は何としてでも解決したいというのがマウスを新調しようとした大きな理由です。
2 マウスそのもの大きさが小さすぎた
安いマウスは小さいです。これに関しては普段のネットサーフィンやofficeなどのソフトを使う際においてはデメリットというわけではありませんが、apexのようなfpsをやる際には手が机にくっついてしまい摩擦によりうまくaimができなかったり方向転換ができなかったりという明確なデメリットが発生していました。そのため、センサー云々というよりももっと大きいマウスが欲しいという状況にありました。
3 ゲーミングマウスというものを体験したかった
普通のマウスは当たり前ですが、マウスとしての機能さえあれば十分ですのでdpiの調整はありません。さらに私の使っていたマウスは安物ですのでサイドのボタンなどはついていないシンプルなものでした。dpiは知識が乏しいので選ぶ基準がよくわからなかったのですが、サイドボタンについては普段使いにも利用できるのでこれに関しては興味がありゲーミングマウスを使ってみようという形へとなりました。
4 ポイントがあった
メタ的な理由ですが、自作PCを買ったときのポイントがちょうど4000円ほどあったのでこちらを活用することで比較的安価に変えたことから購入を決意したというのはあります。
比較対象の商品
今回比較したのは2つの商品です
ロジクール 有線 マウス M100rBK 小型 左右対称型 USB 簡単接続 M100r ブラック 国内正規品 3年間無償保証
正確に言うと旧モデルのM-U0005というモデルですが、こちらは現在廃版になっており代わりに新モデルの画像を張っております。ご了承ください。どちらの商品もロジクール(海外名ロジテック)の最廉価モデルのマウスですので、年代によってそこまでの変化はないと思います。
こちらはこれまで使っていたマウスで、先ほど言っていた安物のマウスです。
Logicool G ゲーミングマウス GPRO 有線 FPS向け 83g 軽量 HEROセンサー LIGHTSYNC RGB 6個プログラムボタン G-PPD-001t 国内正規品 2年間メーカー保証
こちらが新しく買ったマウスです。同じくGproという名前がつくマウスには無線タイプもありますが、あちらは14000円以上するので高額です。私はパソコン工房で6000円で買いましたが、安いショップですと5000円台からの販売もあります。
廉価品に無線タイプのG304、有線タイプのG203というモデルも存在します。
マウスの比較
上の写真は2つのマウスを比較したものです。見ればわかると思いますが、左は安いマウスで右はGproマウスです。Gproマウスはゲーミングマウスの中だと小型軽量扱いをされていますが、隣のマウスと比較すると一回り大きく、重さも安いマウスは65gしかないので持ってみるとGproマウスは若干重く感じました。
私自身はかぶせ持ちをするのですが、しっくりくる大きさで問題ありません。(手の大きさは18cmほど)つまみ持ちでも問題ないサイズなので、どのような方にもしっくりくると思います。正直手の大きさが17cmくらいの方が、安いマウスの大きさでかぶせ持ちをするのはあまり適していないと思います。
サイドボタンは若干重めの設定で、誤作動は起こりにくいと思います。小さめなので大きいものが好みの方はあまりお勧めできないかもしれません。サイドボタンに慣れていない方はサイドボタンがない感覚でも使えるので導入がスムーズだと思います。
肝心のホイールボタンですが、無茶苦茶押しやすかったです。しっかりと押せる一方でクリックが軽快でしっかりホールドができるので大変満足しています。前使っていた安いマウスは、長年使っていたのでガタが来たというのもあるかもしれませんが、ゴムを押しているような感覚でカチッという感覚よりもブニョという感覚に近い押し心地で、クリックはともかくホールドが壊滅的にやりにくかったのでここだけで購入したかいがあったと思います。実際apexでも試したのですが、ピン立ての誤作動が完全になくなりマウスの入力を自由に行うことができるようになり、ストレスがかなり解消されました。
また、ホイールの回転ぐあいはホイールが回るというよりはカチカチという固定された感じになるので軽いホイールがいいという方には向かないと思います。
触り心地に関しては、マットな感じの触り心地で個人的にはいい感触だと思います。
ケーブルについて
このマウスは有線ですのでケーブルがついています。無線タイプもありますが高いです。ケーブルの長さは2.1mとのことですが予想以上に長いです。基本的にこの長さで足りないということはないでしょう。正直私の机ではかなり長いのでお金がある人はマウスバンジーを買うのも検討していいかもしれません。マウスのケーブルは細いので、工夫すれば配線をごまかしやすいかもしれません。
dpiの感度設定について
このマウスではGhabというソフトでコントロールすることができます。dpiを上げると感度が良くなるため、わずかな動きでも反応しますし、dpiを下げると大きく動かさないとマウスが反応しないです。dpiを上げるのはともかく下げるのにどういう意味があるかというと、シューティングゲームでaim(狙う)ときにdpiを下げるとわずかな動きには反応しなくなるため、aimが安定するというメリットがあります。
またdpiはホイールの下にあるボタンで調整することも可能です。
買ってからわかったことですが、想定していたシューティングゲーム以外でもdpiの調整をすると便利なタイミングが多かったので個人的にはこの機能だけでゲーミングマウスを買う理由があると思います。
ゲームで使った感想
このマウスをさっそくapex legendsで使ってみると、以前の安いマウスでプレイしていた時に比べるとaimがしやすいという感想でした。安いマウスで使っていた時はモザイク状の操作感でしたがこのマウスではクリアにaimができるような感覚でしたのでプレイが快適でした。フリックもdpiを上げたことにより以前よりもやりやすくなった印象です。
また、先ほど述べたようにホイールボタンが押しやすいためピンを立てる作業にストレスがなくなりマウスの機能が最大限活用できるようになったため、そのような面でも確実に実力が上がったと思います。
しかし、それでは主観的な感想なので客観的に評価できるようにaimlabというゲームを使って計測をしてみました。aimlabはaimを強化できるソフトで、様々なプログラムが用意されています。またそれら結果はスコアとして表してくれるのでaimの能力の計測にぴったりのゲームです。
上記の画像より以前よりも確実に成績は伸びていることがわかると思います。まだこのマウスの設定を十分していないですがそれでも今までと同じ使い方でここまで伸びたので、明らかに新しいマウスによってaimの実力は向上したといえるでしょう。
サイドボタンについて
サイドボタンはデフォルトでは、動作の前に戻ると先に進むが当てられています。これはこれで地味に使いやすい機能ですので便利です。
買った感想について
買った感想としては満足のいくものでした。マウスなんかに6000円は高いと思っていたのは事実ですし、ポイントがなかったら絶対買わなかっただろうなとも思っていましたが、使ってみると思いのほか快適でもう前使っていた安いマウスには戻れないと思います。唯一軽くて小さいというメリットが前使っていたマウスにはありますが、それ以外に関してはすべてこちらのほうが上ですので基本的にパソコンを使う方ならばこのマウスのほうが総合的なコスパは上だと思います。
Gproマウスは高いセンサーが使われているため少々値段が張りますが、普段使いで使いやすいマウスを探している場合は、センサーのグレードを落とした廉価モデルであるg203がおすすめです。
Logicool G ゲーミングマウス 有線 G203 LIGHTSYNC RGB 6個プログラムボタン 85g軽量 G203-BK 国内正規品
私の場合、満足のいく買い物ができましたが基本的にはマウスは店で使ってみて握りやすいマウスを買うのがおすすめです。マウスに関しては絶対的性能というよりも個人の感覚によるところが大きいので、一回の体験が重要になると思います。