今回の記事では私がメインのスマホとして購入したXiaomi 11T proの紹介をします。
Xiaomi11T proの説明
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Xiaomi 11TproはSnapdragon888を搭載したXiaomiのハイエンド端末です。Snapdragon888は旧世代のハイエンドSoCですが、今でも現役というよりも現在でも最上位クラスの性能を持っているためたいていのことは何でもできるCPU、GPU性能を持ち合わせているスマートフォンです。またSnapdragon888はSub-6の5Gはもちろんミリ波にも対応しています。
最大の特徴は何といってもそのコスパであり、6万円台割引があると5万円台で購入できるという通常10万円越えの端末が当たり前であるSnapdragon888搭載端末では異例の安さが魅力です。
そのほかにモニターに関しても有機EL製、リフレッシュレートが120Hz、解像度も2400×1080、ピーク輝度が1000nitとハイエンドの名に恥じないレベルの機能が整っております。さらにタッチサンプリングレートが480Hzとハイエンドの中でもかなり高めの数値となっているのでこれにより音楽ゲームの無反応が極端に少なくなることでストレスフリーでプレイすることが可能です。
バッテリーの容量は5000mAhとかなり大きい容量であり、さらに充電に関しては120W充電という異次元の充電を行えることで満充電が17分で行えることが大きなセールスポイントといえるでしょう。
スピーカーの音質に関してもHarman Kardon監修のデュアルスピーカーを採用していることで、ヘッドホン、イヤホンがなくても十分に迫力のある音を聞ける仕様となっております。一方でイヤホンジャックに関しては搭載はされていません。
xiaomiは中国の会社であり、本国の中国版、世界のマーケットで販売するグローバル版、インド市場に合わせたインド版など同じような端末でも地域よって仕様を変えていますが、このXiaomi11Tproは日本市場向けに合わせて販売をしているのでFeliCa やおサイフケータイにも対応していることは大きいと思います。
姉妹商品 Xiaomi 11Tとproの違い
Xiaomi11Tproには廉価品としてXiaomi 11Tが存在します。
xiaomi 11T
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違いとしてはRAMが最新のLPDDR5から古い世代のLPDDR4ににランクダウンした点、使用されているSoCがSnapdragon888からMediaTek Dimensity 1200-Ultraに変更されている点、11Tではおサイフケータイには対応していない点、デュアルスピーカーではあるがこちらに関してはHarman Kardon監修のものではない点、11Tの充電は120Wから67Wに性能を落としている点が挙げられます。
Xiaomi11Tも前世代ならハイエンド級の性能を持っているといえましたが、今や888も最新世代のSoCと比較するとやはり見劣りしてしまうので、それよりも明らかにSoCの性能が低いXiaomi11Tに関してはミドルハイエンドといえるような性能といえるでしょう。サブ持ちのスマートフォンとしての使用が良いと思います。
付属品
なお今回買ったのは日本版でありamazonのセールで購入したものとなります。
付属品としてはスマートフォン本体、120W充電機、充電ケーブル、TPU製のスマホケース、simピンが入っておりました。なおスマートフォン本体に画面保護フィルムが初めから貼られていました。
最近は環境のためだとかって言って充電器をケチる会社が多い中、購入すると高級な120W充電器がケーブルと一緒についてくるのはありがたいですし、中華スマホ特有の初めから保護フィルムが貼られている仕様も便利だと思います。
外見
画像はTPU素材でできたケースをつけて取っています。画面サイズが約6.7インチあるので割とドン引きするくらいデカいです。もしも昔のiphone系統のスマホからこのスマホに乗り換える場合は想像の2周りくらい大きいのを覚悟しましょう。売っている店でホットモックと比べたら、だいたいiphone13 PRO maxよりもちょっと大きいくらいのサイズでした。
私自身はブルーを選びましたが、これは秋葉原で売ってたこの商品のグレーがあまりにもおもちゃっぽくて安っぽさが目立っていたので別の色ということでこの色を選択しました。正直この色も裏面がプラスチックでできており、高級感というよりも安っぽさはありますし、同世代で同じハイエンドandroidスマホのXperiaI mark3やGalaxy S21シリーズと比べると比較にならないくらい安っぽいですが、それはそもそもこのスマホが本当に安いからであって、ライバルのこいつらはこれの2倍くらいの価格なので妥協できるラインだと思います。
充電 バッテリー持ち
充電に関してはめちゃくちゃ速いです。ちょっとほっておいたらすぐに100%になるくらい充電が速いので、充電に関する認識が完全に変わりました。これを体験してしまうといままでのスマホの充電に数時間かかる状態はバカバカしく感じると思います。個人的にこれは非常に満足しています。
問題はバッテリー持ちです。スマホをいじらず待機しているときは確かにバッテリー持ちがよく前使っていた3750mAhのバッテリー容量をもつファーウェイのnova3と比べてもバッテリー容量が多いなぁと思う反面、ゲームをやると明らかにバッテリーの減りが異常になります。たった1時間かそこらで10パーセントくらい減ることも珍しくなく、ごっそり充電容量が減ってしまうのでこれに関しては不満です。
この現象に関しては常にリフレッシュレートを120fpsにしていたりしているのでそこが原因かもしれませんが、しかしアプリ起動中のバッテリーの減りはあきらかに前使っていたnova3よりもひどいのでそこはとても気になりました。
性能 普段使い
バッテリー持ちはともかくとして、普段使いの性能は文句なしです。120hzでモニターが駆動するのでスクロールがぬるぬる動きます。いざ使ってみると当たり前になって感動が薄れますが、前のスマホを使ってみると明らかに違いが判って動作がかくかくしているように見えて気持ち悪くなるので120hz有機ELの効果は絶大だと思います。
側面ですが指紋認証が付いているので便利ですし、指紋認証の速度も高速です。一方で顔認証が存在せず、またMIUIという独自仕様によりパスワードを72時間に一回入力する必要があるめんどくさい仕様が存在します。
有機ELの色合いは以前使っていたnova3の液晶と比べると白っぽさがなくなりより現実的な色合いになっていました。ただ有機ELが完全にいいかというと、これに関しては人によってそれぞれ好みがありそうな気がします。個人的には有機ELのほうが好きです。
大きさ、重さに関してですがまあまあ重いです。少なくとも方手持ちはかなり厳しいと思います。私はスマホでもQWERTY入力をする人間なので画面がデカいのはありがたいですが、フリック入力をする方には少々デカすぎるような気もします。
スピーカーに関してははじめ聞いたときは今まで使っていたスピーカーに比べて明らかに低音が出ていて驚きました。あんまりスピーカーの音質には期待していなかったのでこれはうれしい誤算でした。もっとも私自身はヘッドホンをつけて音ゲーをやるのであまりこの性能が生きることはないと思いますが…
爆熱SoCと言われているスナドラ888搭載端末ですが、さすがに普段用途では爆熱になるようなことはありません。
性能 カメラ
上の二枚の画像はこの端末を使って撮った写真です。以前使ってたnova3だとボケがうまく撮れなかったのですが、このスマホではそれがしっかりできています。色合いは比較的派手になるタイプのカメラだと思います。
私自身あまりカメラの知見がないのであれですが、世間的にはちょっと金をだして買えるpixel6のカメラのほうが性能がいいといわれています。
個人的には別にこのくらいの写真性能でも現状は特に問題がないと思っています。少なくとも以前使っていたnova3よりもカメラ性能が上がっているのは、カメラの初心者の私にも理解ができます。
性能 ゲーム
まず初めにこのスマホでは原神が動くことが確認できました。以前のnova3では起動はしても本格的にプレイすることは事実上無理でしかもカイロになるという完全に不可な状態ですが、さすがにsnapdragon888搭載端末なので、動く動かないというラインは優に超えてるといえるでしょう。上記はこの端末でプレイをした時のスクリーンショットです。設定をスマホ向けのおススメ設定にしているのでところどころ潰れている部分もあると思いますが、さすがはハイエンド端末なのでそれなりに美麗なグラフィックには仕上がっていると思います。
ただし、この端末で長時間原神がプレイできるかというとそれも正直怪しいです。この端末でプレイしても10分も経てばじんわりと端末が温まります。しかもこの熱が冷めることはゲームをやめない限り基本ないので、やっぱり30分くらいが限界だと思います。また、このゲームをプレイは他のどの作業よりも明らかにバッテリーの持ちが悪いです。
さらに言うと、以前のハイエンドSoCであったsnapdragon888搭載のこの端末ですら、スマホで設定できる最高設定でプレイしようとすると明らかにfpsが落ちます。無理をして動かそうという挙動になってしまいます。つまり原神は2021年のハイエンドをもってしても完璧に動かすことは無理なゲームであるといえます。私はこれからも原神はPCで動かすことになると思います。
まあ原神がこのスマホでまともに動かないことは予期していたというか知っていたのですが、一方で今回のスマホを買って一番感動したのは音ゲー性能です。
現状はプロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(通称プロセカ)というゲームしか試していないですが、この段階でも前の端末とは明らかに挙動が違うことが理解できました。
以前の端末ではこのゲーム特有のフリック動作でどうしても抜けて(無反応が起きて)理論値は愚かフルコンボですら運ゲー要素といえる状況であり、こんな状況なのでクソゲー扱いをしてしまいプレイを一切しなくなりました。ところがこの端末に変えたとたん、簡単にフルコンボをとれるようになりました。
さすがに理論値は厳しいですが、少なくとも以前の操作が端末に反映することができなかった状況に比べてはるかにストレスフリーなプレイができるようになりました。これによりようやくこのゲームの楽しさを理解できたのでこれは非常に感動しました。
こうなった理由はよくわからないですが、おそらくはタッチサンプリングレートが420Hzというのが大きいと思います。さりげなく書かれていますがandroidのハイエンドの巨頭であるgalaxyですら240hzまでの対応なので一般のハイエンドスマホの中でもかなりタッチサンプリングレートの性能は高いと思います。これを超えるのは一部のゲーミングスマホくらいでしょう。また、約6.7インチという画面サイズも音ゲーのプレイには有効に働いています。
少なくとも音ゲープレイは以前よりも格段にやりやすくなりました。もっともプロセカに関してはタッチサンプリングレートもそうですが、見た目に反して意外に重いゲームなのでSoCの性能が大幅に上がったスマホを使ったことも大きいかもしれません。
個人的にはこれは結構感動したので、もしもスマホ音ゲーのスコアが伸び悩んでいる人は一回試してみると変わるかもしれません。
発熱に関してはやっぱり多少はしますが、こちらは原神と異なりそこまでの発熱ではないので問題はないと思います。
また余談なんですが端末変えたとたん、プロセカでめっちゃ星4が出るようになりました
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総評
ネットではMIUIに慣れないという声も多いですが、個人的にはすぐ慣れました。あんまり深く考えてないのでそんな感じで使えばおそらく勝手に慣れる気がします。
個人的には充電と音ゲー性能の高さに感動したので、もしも音ゲーがやりたい人がいたらサブ持ちの端末としてこの端末は非常に良いと思います。また、廉価品のXiaomi11Tでもタッチサンプリングレートは同じなので音ゲー専用端末と考えると廉価品の11Tでも問題ないかもしれません。
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流石888搭載端末なのであらゆるタスクがキビキビ動くのは良い点だと思います。少なくともこの端末が性能面で追いつかなくなるのはだいぶ先だと思うので、コスパ良くハイエンドが欲しい場合はおススメです。
良く同価格帯でpixel6をおススメする人もいますが、こちらは売られてる価格より1万円安いですし、セールだと2万円以上安くタッチサンプリングレートが高いことを考えると十分に差別化できていると思います。個人的にはpixel6を買うならば、もっと金を出して別のスマホを買ったほうがいいと思っています。
なによりsimフリースマホなので買いきりで購入できるのがわかりやすくてよいスマホだと思います。
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